堀場雅夫と雅風塾 自今生涯

活動報告

★雅風塾 平成24年度第三回例会(H24.10.12)

司法の現場における消費者問題の現状について知る
平成24年10月12日、下京納税協会3階会議室にて平成24年度の第三回例会が開催されました。 今回は弁護士である二之宮義人先生をお招きし、司法の現場における消費者問題の基礎についてご講演頂きました。
二之宮先生 二之宮義人先生は平成12年4月に京都弁護士会に弁護士登録され、同月弁護士法人田中彰寿法律事務所へ入所されました。平成20年には独立され二之宮義人法律事務所を開設されています。 京都弁護士会の委員会活動としては、消費者行政プロジェクトチームの座長や消費者保護委員会の委員長をされており、日本弁護士連合会の委員会活動としては消費者問題対策委員会幹事をされています。任期付き公務員歴としては平成17年8月から19年9月まで内閣府国民生活局総務課課長補佐(併任 内閣府大臣官房付)をされていました。また消費者問題関連の著書も多数出版され消費者問題のプロである先生に、事業者側・消費者側の目線から見た消費者問題についてご講演頂きました。 まずは、消費者問題の推移についてご講演頂きました。1960年代には、にせ牛缶事件やサリドマイド事件、70年代にはマルチ商法やねずみ講、サラ金問題、80年代に入ると豊田商事事件等に代表される資産形成取引関連問題、クレジット問題等、消費者問題は社会・経済状況の変化とともにその中身を変化させてきています。 さらに近年では、契約、解約に関するトラブルやインターネット関連のトラブルが増加しており、内閣府によると消費者問題被害に伴う経済的損失は2007年度の契約金額ベースで3兆3922億円と推計されています。しかし、この数字も全国の消費者センターに相談のあった分のみを元に計算している為、実際にはこの10倍程度の経済的損失が発生していると推測されるそうです。

この様な消費者問題の拡大により、国は消費者庁の設立や国民生活センターと消費者庁の統合等、消費者保護の動きを強めており、今後もこの流れは続いていくと予想されます。 また、適格消費者団体の設立や集団的消費者被害救済制度の導入準備など、消費者問題の拡大防止と被害救済の為の環境整備も着々と進んでいます。適格消費者団体とは、個々の消費者に代わって事業者の勧誘行為や約款使用の中止等を求めて提訴出来る団体であり、全国に10団体あります。また、集団的消費者被害救済制度とは、来年度の通常国会提出に向けて準備されている法案で、適格消費者団体が事業者に対して、全被害額の損害賠償を求めて提訴出来る法案です。 これらの法整備、環境整備が整っていくなかで事業者は、現行の法令に適合しているから問題ないという考えでは安易であり、今までの消費者問題関連の流れから現行法令の解釈の先を行き、消費者目線で考えて、消費者問題を発生させない、未然防止を常々意識しておく事が重要であるとご教授頂きました。消費者問題 私たちが日々仕事に取り組む中で、消費者問題を意識する事はあまりなかった様に思います。しかし、今回この様な講演会を聞く事で、ふと立ち止まって私たちの仕事を見直す良い機会になったと思います。我々事業者としては、今後ますます消費者の声に耳を傾けていかなければ、これからの時代を生き抜いていく事が難しい、と実感させられる良い講演会となりました。

★雅風塾 平成24年度第二回例会(H24.7.6)

山上りるも先生による筆跡診断の基礎を学んで仕事に活かしましょう
平成24年7月6日、下京納税協会3階会議室にて平成24年度の第二回例会が開催されました。 山上るりも先生

今回は筆跡診断士である山上りるも先生をお招きし、筆跡診断の基礎知識をご講演頂き、最後に各自の性格を診断して頂きました。
山上りるも先生は2001年に日本筆跡診断士協会創始者であり、日本の筆跡診断の第一人者である森岡恒舟氏のマンツーマン指導のもと筆跡診断を学ばれました。2006年には日本筆跡診断士協会の筆跡診断士となられ、各地でのご講演に力を注いでおられます。また、筆跡診断士養成通信講座やマンツーマンレッスンの講座も開催されており、筆跡診断士の育成にも力を入れておられるほか、筆跡診断書の作成やカウンセリングも精力的にされています。また、最近では、社員採用や人事に筆跡診断を活用する企業が増えてきている為、企業からの依頼による筆跡診断やご講演、子どものSOSを素早く察知できるよう、教育現場での筆跡指導にも取り組まれております。 今回はご講演頂いた後には各自の字から個別診断もして頂けるという事で私たち塾生一同、白紙の紙にご講演頂いた内容をメモしながらの受講となりました。 説明を聞くメンバーの方々

まずは、筆跡診断についてご教授頂きました。筆跡診断とは書いた字による性格や行動を分析する学問です。人前に出す書類に書く字や、自分の手帳に書く字が違うのはそれぞれ人に見られる事を意識した時の自分と見られる事を意識していない時の素の自分を表しており、その全てがその人の人格であるという事です。また、筆跡を変える事で行動を変えることが出来ると言う事で、様々な事例を用いてご教授頂きました。 例えば文字の大きさは行動力の大きさや声の大きさに比例しており、営業職の方は字の大きい方が、のびのびとしていて行動力があり適任といえます。一方、事務職やIT系、医師、設計士等は字が小さく控え目な傾向がみられます。 最近ではこの筆跡診断を利用して履歴書から適性を判断したり、適所に配置替えをしたり、という企業も多く、私たちも自社の会社経営の選択肢のひとつとして有効に活用できる手法であると実感しました。
また、最後には個別に今回聞いた講義のメモから山上りるも先生に筆跡診断をして頂きました。1名につき5分という短い時間ではありましたが、塾生それぞれ筆跡診断をして頂き、今後の会社経営へと繋がる良い自己分析の機会であったのではないかと思います。 私たちが日々当たり前に書いている文字の一つ一つに自分の性格や行動、さらには体調までが現れる、また逆に字を意識することで自分の行動を変える事も出来るという事を教えて頂き、すぐ実践に使える大変充実した講演会となりました。講演作法の公演

★雅風塾 平成24年度第一回例会(H24.4.12)

小笠原敬承斎先生(小笠原流礼法)をお招きして作法を一から勉強しましょう
平成24年4月12日、ウエスティン都ホテル7階 佳水園にて平成24年度の第一回例会が開催されました。 小笠原敬承先生

今回は、小笠原流礼法の小笠原敬承斎先生をお招きし、男の作法についてお食事を頂きながらご講演頂きました。
小笠原敬承斎先生は、先代の小笠原忠統宗家の遺志を継ぎ、平成8年に「小笠原流礼法」の初の女性宗家に就任されました。以後、直門をはじめとする多くの門弟や教育現場において指導にあたられています。また、現代社会において失われかけている「相手を大切に思うこころ」を取り戻すべく、「時代によりかたちは変わっていくものだが、その根底にある相手を思うこころはいつの時代も同じである」という先代の教えを守り、伝統ある礼法を現代に活かしながら、学校・企業等における講演活動、執筆活動などの様々な分野に活動の場を広げ、自らの留学経験を活かし海外における日本の伝統文化の普及にも努められています。 小笠原流礼法の宗家であられる小笠原敬承斎先生から直接作法の実演およびご講演頂けるという事で、塾生一同先生の著書である「男の一日一作法」にて各自事前学習し当日に望みました。 説明を聞くメンバーの方々

まずは、私たちが日常でも良く使う名刺の受け渡しについてご教授頂きました。受け渡し時には名刺を大切に扱わなければならない事や、じっくりと名刺を拝見した後は名刺入れに入れてしまう方が良い事など、私たちが常識と思っている事も作法的には無作法になってしまっている事などを武士の作法の考え方に基づき根拠を持って教えて頂きました。
また、会食を通して食事を頂く時の作法をご教授頂きました。お箸の持ち方から、おわんの蓋の取り方、そのすべてに意味があり相手を思う気持ちが作法に現れると言う事をお教え頂きました。 最後に、立礼と座礼の作法についてご教授頂きました。お辞儀の角度によって相手を思う気持ちを伝えるという事や、お辞儀の間、早さが重要である事をお教え頂きました。
私たちが日常良く使う事においての作法をわかりやすく丁寧に教えて頂き、非常に勉強になっただけではなく、今まで正しいと思っていた作法が実は無作法になってしまっていたと言う新たな気付きもあり、大変充実した講演会になりました。講演作法の公演

また、室町時代から続く考え方に基づく作法の公演ということもあり、考え方を学ぶと言うことで一つ一つの作法に対する意味をご教授頂き、理解する事で他にも応用出来ると言う点で今後の日常生活に即座に活用出来るすばらしい講演会になりました。

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